2012-06-20

ものがたり





いろいろな感情がとめどなく流れだして

ココロの中がざわざわと騒がしくなり
 どうしたらいいのかわからなくなったので

部屋でひとり 勢いあまって
短編小説のカケラみたいなものを書きました

とても人さまにお見せできるようなものじゃないので
四半世紀は発表の予定がありませんが
心がスッキリ



花を見ながら絵を描いていて
それをとらえようとして
画面の中で色や線をコントロールするのだけれど

ある瞬間を境に モチーフの花よりも
画面の中の世界がほんとうになって
だんだん絵の方が要求してくる

わたしは従事して 指示通りに色をおいたり
線を描いたりするだけの人になって
ほんものの花は時々確認するだけになる



モチーフがなくて
アタマの中の想像を描いてる時も それは同じで
画面の中の秩序が整ってきて 世界ができてくると

私のアタマの中ではなくて
画面の中が「ほんとう」になってくる






文字をつかって物語を書いている時も
同じような感覚で 登場人物が勝手に話しかけてきたり
好き勝手にうごきだしたりするのかな





って思いました
そんなのって とてもたのしそうです








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鈴野麻衣
Mai Suzno