2016-08-22

「シネコヤ」さんの上映会 へ







ぴかぴかに晴れた暑い日



鵠沼海岸の「IVY House」でやっている
「シネコヤ」さんの上映会へ 行ってきました

なんと 金曜日朝10:00〜の回がベビーOKだそう





わたしの “小さな相棒” を乗せるために新調した
電動アシスト自転車を ぐんぐん漕いで



初めてベビーカーに乗せた日と同じで

いかにもママ という感じがして
なんだか可笑しい







大きなスクリーンで映画を観るなんて
いつ以来かな


つわりで丸々2ヶ月間引きこもっていたり

何の前触れもなく騒ぎ出す
“小さな相棒”がこの世に現れてから

そんな機会はありませんでした


こんなに素敵な催しがあったなんて
教えてくれた友人に感謝







『 オレンジと太陽 』という映画を観ました




イギリスが行っていた
オーストラリアへの強制児童移民という実態に迫る作品

社会福祉士のマーガレット ハンフリーズが
被害者のために 家族を探した実話に基づいています



無条件で守られるべき こどもたちが
悲しい物語の主人公になってしまうなんて

胸が苦しくなって
小さな相棒を抱きしめながら観ていました


かつて児童移民で豪州にきた大人たちの
母を求める姿は 本当に切ない




私も「お母さん」という存在になったけれど

概念としての「お母さん」という理想と
ひとりの人である私は 別次元の者であるということも

小さな相棒さんが
いつか気づいてくれる日が来るんだろうな



「お母さん」という理想は
あまりにも大きすぎる



そしてぼんやりと

あらためて 守られるべきは
ひとりひとりの小さな生活や 多様性であるなぁ

と思いながら 観ていました





切ない気持ちを癒してくれた
「すずの木カフェ」さんのシネフード
「レーズン入りロックケーキ&フラップジャック」





映画のラストあたりで 毎回寝てくれる “小さな相棒”
前回の『 フレンチカンカン 』でもクライマックスに差し掛かったらぐっすり






「シネコヤ」さんは「街の映画館づくり」に取り組んでいて
藤沢にミニシアターを作る計画があるそうです

そんな活動に賛同する【シネマの友】を募集中だとか



私も【シネマの友】になりました♩

詳しくはこちら

シネコヤさんHP「シネマの友」


寄付もできます

シネコヤさんHP「寄付」







藤沢にあった最後の映画館「フジサワ中央」が
2010年に閉館した時は

その隣の楽器屋さんの音楽スタジオに
毎月バンドの練習をしにいってたっけ


練習を終えた真夜中に

小学生の時に「敦煌」を観た
古い記憶をおぼろげに辿りながら

遊行通りに堂々と掲げられた
「フジサワ中央」の文字を見て

こんなに近くでウロウロしてるのに
来なかったから閉館しちゃうんだな と

申し訳ない気持ちになったのを覚えています




そして
この「シネコヤ」さんの
ベビーOKの上映会も

10月から仕事で
来られなくなっちゃいます 残念

ベビー連れで映画が観たい方
オススメします!





























...........................鈴野麻衣
Mai Suzno